美術って?

美術って?

美術といっても方法はたくさんありますね

「美術教育」=「絵を習う」ではありません。

お絵描きは代表です。見えたこと、考えたことを紙や鉛筆で表します。絵は、自分の中に見えている画像や、感じたことを具現化します。でも簡単に描けないところもあります・・・例えば奥行きは?目で見えない匂いや気温は?「どう描くとうまくいくか」の試行錯誤は最高の「脳の筋肉」の鍛錬です。

工作

平らな紙を折ったり、切ったり。絵だけで表現することも楽しいけれど、表現を絵だけにとどめたくない時に使います。廃材や箱などを使ってお部屋を作ったり、動物や自分だけのキャラクター、食べ物、いろいろなものが出来上がります。

デザイン

デザインは目的があります。絵は「自分の想像している画像を具現化」するのに対し、デザインは、「こういう風にすれば使う人が便利だしかっこいいから使いたくなるな」と考えた結果を具現化します。例えば「郵便配達がお仕事のヘビさんが乗る自転車」のデザインは?「お月見がお仕事のお月見坊主くんの家」のデザインは?

物語

文章がぐちゃぐちゃでも構いません。もちろん慣れてきたり、得意な子もいると思いますが、作文は、「書き方」ではなく「何を書きたいか」です。おもしろい展開に意外な結末、それに対し、穏やかな展開で特にハラハラせずにハッピーエンド…その子の性格や、その日の気分で様々です。

書道、習字、いろいろな呼び方がありますが、ここでは「書」と呼びます。パソコンやスマートフォンの電子メールやSNSでのやりとりでは排除された、「ここまでに収める」とか「バランスよく書き終える」という感覚を体験します。完結させる、始末よくする。これも美の感覚であり、脳の筋肉を鍛えます。

自然

季節の特別な体験を取り入れていきます。散歩をして自然のものを採取してきて題材にしたり、材料にしたり。寒さや暑さ、爽やかさや、”いいな”という気分を味わいましょう。お子さんや、親御さんの希望も取りいれていければと思っています。