野の花を摘んで
こんにちは。
小学生のころの、学校の帰り道や放課後。
よく土手やお花畑、公園で野の花に包まれて過ごしました。
ツツジの蜜を飲んで、たんぽぽで指輪を作り、シロツメクサの王冠を編み、四つ葉のクローバーを探し、カラスノエンドウのお豆を集め、ヒメジョオンや矢車草やポピーを摘んで、家に着いたら小瓶にいけました。
野の花はいくらでも咲いていて、特に珍しいものでもないかもしれないけれど、大切に小瓶にいけると、貴重でほかにない特別な存在に感じますね。
これは「花道」や「茶道」の精神にも通じるのだと思います。
雑多であるはずの自然の中からひとつ、借りて人の文明に返り咲かせるという文化ですね。
さてこの季節、野の花の一輪挿し今になってもどうしてもやってしまいます。
生徒さんたちにも味わって欲しくて、一輪挿しを作りました♪
外に並べてみると素朴さが更に美しく、ステキでした♪