虫さんは美しい
私は、足と顔のない系の虫たちは細胞の底から苦手なのですが…
なぜかアゲハの幼虫くんだけは、大丈夫です。
どうしてかと考えると、子どもの時によく卵からかえしてかわいがっていたからでしょうか。
それに、彼らは足がちょっとだけあるし、顔も立派なのがありますから。
(この、顔があるかないかはポイントみたいです。)
そのアゲハくん。今年は3匹目のこの子、なんと、脱皮した直後の姿を発見しました。
じゃじゃん。
ただちに息子たちを呼び出すと、みんな大興奮。
「おようふく、ぬいだ…!」と、虫が大好きな次男坊はもちろんじーっと観察していました。
虫って本当にすごいです。
脱皮するのもそうだし、アリさんたちのお仕事も、見ているとみんな一生懸命、感動してしまいます。
(この夏我が家は、リビングに大量発生するアリさんたちと戦っていたのですが、もちろん困ったけれど、その仕事の的確さ、パワフルさに、敵とはいえど拍手を送りたい…)
美術の観点からいうと、特に昆虫は、「世界でいちばん美しいデザイン」と言われています。
洗練された的確な、そして群を抜いて奇抜なデザイン、生涯標本集めをする人もいるくらいですから。
大人は、「虫=気持ち悪い!」「悪趣味!」「いらないもの!」となりがちですが、
もし子どもが虫に興味を持ったら、それは素晴らしい美術的センス、デザインセンスからくるものかもしれませんよ。
耳を傾けてあげてくださいね。
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