書道はほんとに上達しちゃう
夏休みの宿題の、「書写」。
「夏休みに書写って出るの!?冬休みは書き初めっていう宿題があったような気がするけど…」
と親戚から言われたりもしましたが。
我が家の三年生の長男は、「土」もしくは「大」の書写を、1枚提出する宿題が出ていました。
息子はもしかしたら「夏休みなのに書道セット開くのかぁ…はぁ…」なんて思っていたかもしれませんが、書写を息子に教えたい!とかねてから思っていた私には楽しい時間になりました。
まずは書かせてみました。
これが練習前。
一文字、って本当に難しいです。
この一枚は、半紙全体から見て、文字が上に位置していますね。
上下あきのバランスをポイントに、何度も一緒に書いてあげると….
これが練習後の提出作品。
どっしりとしました。
一画目の横棒が思ったよりも下でいいことをつかんだようです。
何枚も何枚も、一緒に筆を持って書きました。
とてもステキになったと思います。
名前も難しいので、読める字が書けただけでもレベルアップです。
筆遣いの慣れが必要かもしれません。また今後の課題に。
書は、自信、度胸、 適度な抜け、全体を見る余裕、いろいろな要素があると思います。
「お手本のようにうまい」だけじゃなくて、「ちょっとステキだな」っていう一枚が書けたら、ラッキーです。
そして、絵と、同じですね。
調子のいい日、悪い日、どんどん書けちゃう日、全然書きたくない日、思いがけずよく書けた日、やる気はあるのにうまく書けない日、いろんなことが半紙に現れます。
書いてみて、「ああ私は今日は調子悪いんだな」って気づく時もあることでしょう。
私が思う、書の一番の醍醐味は、「筆を運んでいて気持ちいい」と思えること。
それには筆を持つ慣れが必要だし、きっと自分なりのコツもあります。
慣れもコツも、まずやってみて、自分でつかむものですよね。
子どもってすごいです。
これからもたくさんの子の、字や絵に寄り添えたら、幸せです。
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