子どもたちと、絵の具
こんにちは〜
11月2回目のぷっちこっぷ本店です。
この時期生徒さんたちは、学校のクラスにも慣れ、暑さにも解放され、楽しいイベントも間近 …
ということもあるからでしょうか、「おやっ?」と、いつもより少し穏やかな雰囲気に包まれました。
うすい川クラスの絵を紹介します。
テーマは「ふわふわ」。
さて、まず「ふわふわ」てどんな感じ?と絵本でイメージ。
じゃあ「ふわふわ」を描くなら、どんな何のふわふわにしよっかねえ〜
注 やっぱり撮り忘れてる…
掲載できなかった作品、ごめんなさいー!
いろんなふわふわ、ガーゼやパステルを使って表現しました〜
絵ってすごい!
ぺらぺらの紙なのに、いろんな触り心地に変身できるのね〜
からす川クラスも、すごいですよ〜
絵ってこんなに楽しいんだ〜
もうしあわせ〜
「絵の具がこんなに楽しいと思ったことないよ…」と、6年生の生徒さんからポツリ。
うれしいねえ、ね!
今回ちょっとボリューム多く、みんな下書きを頑張ったので完成までいかなく、次回最初に続きをやることになりました。
「次回続きをやりたい!」とリクエストいただきました。
乞うご期待〜
ここで、絵の具についてちょっと解説。
実は、学校の授業で校舎の写生をしている長男が今朝ちょうど言っていたんですけど、
「やっと分かったよ。下書きの線まではすごくうまくいくんだけど、絵の具を塗ると一発で失敗するんだよ。そうするともう嫌になってしまう」
OH!!!
MECCHA ワカルウ!!
ワタシも SOUDESHITA!!!
ザッツ 共感!!
今回のからす川クラスの絵でも、みんな鉛筆でめっちゃいい線書いてました〜
この下書きの線は、下書きというより実は「線画」なんですねー
だからちょっと絵の具のアドバイスをしましたよ。
この鉛筆の線こそみんなの作品。大切に生かさなければならないのですから。
どうやって鉛筆の線を生かすかと言いますと、これはもう絵の具の量と水の量の比率に限ります。
できれば本当は固形絵の具を使うとうまくいきます。
これを長男に言ったら、「えっ!水の量…?気持ちの問題じゃないの!?」と。
気持ちの問題じゃありませんっ!
単に水の量なんどすえ!
チューブ絵の具を使うとき、最初にマヨネーズみたいにブちょーと出ますよね。
(まず多くの子が、あの時点で出し過ぎてしまいます。)
そして水を足したとしてもまだまだベタベタで、しかも筆をしごかず塗り始めてしまい、失敗してしまいます。
失敗と言っても本当は修正が効くのですが、心がもうダメだーとなってしまうのです。
絵の具はですね〜〜〜〜〜
マヨネーズではなく、「さらさらドレッシング」にしてあげましょう♪
そして筆をパレットのフチでよーく「いいこいいこ」してあげて、余分な絵の具を落としましょう♪
これだけでかなり違いますよ。
本当はその塗る箇所や広さによっても変わってくるのですが、まず慎重に絵の具の水の量の調整と、しごきをきちんとしてから塗り始めて、「もうちょっと絵の具を固くしようかな」「もうちょっと筆にたくさん付けようかな」って調整していけばいいんです。
薄い色から濃くしていくことはできます。
小さい面積から大きくしていくこともできます。
大切な線画が一瞬で消えて、「もうやだー」ってなる前に、「さらさらドレッシングな絵の具」ぜひ試してみてください。
…じつはこの「さらさらドレッシングな絵の具」ですが、実は固形絵の具だと最初っから叶います。
しかも固形なら、はじめから全色出ているので、いろんな色を絵の中にちりばめやすく、豊かな色彩になりやすいんですよ〜
めっちゃいいですよっ
チューブは、いちいちぶちゅーってだして水を足して…ってするのが意外と「面倒」だと頭の隅でみんな思ってますし、その行為にどんどん時間も取られているのです。
そうすると、「絵を描く」というより「絵の具を出して色を作って塗る」という作業になってしまいがちなんです。
絵の具って本当はとっても気持ちいい。
紙に色をちりばめていく素敵な体験です♪
そう感じてくれる人が増えるといいなあって思います。
また次回、よろしくお願いします。