自然のものに命を宿して
こんにちは。
最近の作品紹介まで遅くなってしまい申し訳ないです!
もう夏休みじゃあーりませんか!!
うすい川クラスからまとめていきますね。
↓ これはなんでしょう〜
ペタペタ貼ってある〜
これは、「虹色望遠鏡」です♪
↓ こんな風に、カラーセロファンの張り具合でみんな違うオリジナルの虹が出来あがります。
絵の具や折り紙などの反射の「色」と、光で作られるRGBの「色」…
みんないつかはその違いも教えていきたいですね。
光で作り出されたオリジナルの虹色に、各々感動していました。
↓ 望遠鏡の周りも可愛くして、いつの間にか、お皿とアイスまで。
どんどん連鎖して広がっていく、ステキな制作ですね。
↓ 次は青虫くん。
苗ポットを使って、シャクトリムシの動きが作り出せます。
虫さんたちはみんなお友達になって、お散歩に出かけましたよ。
↓ いつの間にか、葉っぱレストランまで出来上がってます。
↓ お顔も可愛い。
↓ 羽が生えたり、ビルが建ったりしていました!
さて、からす川クラスは「あまつぶちゃんのストーリー」です。
「手のひらにポツン、と落ちて来た雨粒。
この一滴の雨粒は、どこからやって来て、どこへ行くの?」を想像してお話を作り、本にします。
大人なら科学的に知っている通り、水は地球上を循環しています。
落ちて来た雨粒は、水たまりになり、それが蒸発して空気になり、雲になり、また地球上のどこかで雨を降らせる。
海になり、川になり、雲になり、庭の水たまりになる。
水道の蛇口から出て来て、喉の乾いた私の口に入る。
子どもたちは自由に想像を膨らませて、あまつぶちゃんに息を吹き込み、旅をしてもらいました。
まずは構成を作りました。
構成ができたら、マーメイド紙に描いていきます。
画材は水彩、カラーペン、色鉛筆など、ストレスなく使える画材を自由に選択します。
今回はお話を作ることと、製本がメインなので、技法にはあまりとやかく言いません。
以上、最近の作品紹介でした。
虹色も、青虫も、雨粒も、「自然のもの」に息を吹き込んで制作することに注目しています。
花道や茶道もそうですが、「自然のものに人が手を入れる」ということこそがアートなのです。
また、自然のものに神の命が宿っていると古くから信じて生きてきた私たちにとって、「アニミズム」はとても大切なイメージです。
子どもはきっと、大人が思っているよりもずっとずっと、もう想像がつかないくらい純粋なのです。
自然に命を吹き込むという行為を、当たり前のように、スッとやってのけます。
これからもぷっち・こっぷの方針を忘れずに、やっていきたいです。
嬉しいことに、ホームページやこのブログを見て興味を持ってくださる方がいて、
随時お問い合わせをいただいております。
次回、7月の2回目よりまたメンバーが増え、うすい川5名、からす川3名の教室になりました。
新たな見学希望の方もいらっしゃいます。
また夏休みに単発で、夏休み図画ポスター制作の指導のご依頼もいくつかきております。
特に募集しているわけではないのですが、頼まれたら、日程さえ合えばお受けしています。
すでにぷっちこっぷメンバーの子たちは指導などいらないかな〜と思っていますが… 笑
指導といっても、とっかかりとか、アイデアを出すお手伝い、ラフスケッチ、文字を何色にするとちゃんと読めるか、うまくいかないところのアドバイスといったくらいです。
ぷっち・こっぷは、「上手に描けるように矯正していく」ことはしません。
たとえ単発のご依頼でも、「試行錯誤して制作していくことの面白さを知ってもらいたい!」という心意気で望ませていただきます。
みなさまいつもありがとうございます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
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